読書記録 メガロマニア
また1冊本を読みました。
今回も恩田陸。
名前に惹かれて選んだのは、メガロマニア。
しばらく恩田陸作品でリハビリをしようと思います。
あまり時間がない中で選んだので、読み始めてびっくりしました。
てっきり古代文明を絡めた物語かと思っていたんだけれど、
恩田陸さんが実際に旅をする紀行文でした。
結構な強行日程(と思われる)旅なので、どんどんと場面が変わり、
紀行文にしては急いだ文章だなぁと感じたけれど、
一方そのおかげで、ツアー旅行のようで、ある意味自分たちも同行している感じがしながら楽しめました。
途中恩田陸さんがどのように旅を楽しむか知ることができたし、
それが自分と同じ(僕も道中の風景の移り変わりが楽しくて、移動中ボーっと窓の外見るの好きなんです)で嬉しくなったり、
マチュピチュの部分では学生時代のバックパッカー旅行のことを思い出して懐かしい気持ちに浸ったり、良い読書時間でした。
しかし前回図書館に行ってから、あっという間の二週間だったなぁ。
時間できたなぁと思ったタイミングは逃さずに読書にあてないと、積読のまま返すことになってしまいそう。