読書記録 メガロマニア

また1冊本を読みました。

今回も恩田陸

名前に惹かれて選んだのは、メガロマニア。

 

しばらく恩田陸作品でリハビリをしようと思います。

あまり時間がない中で選んだので、読み始めてびっくりしました。

てっきり古代文明を絡めた物語かと思っていたんだけれど、

恩田陸さんが実際に旅をする紀行文でした。

 

メキシコからグアテマラ、ペルーと中南米の古代遺跡を巡る旅。

結構な強行日程(と思われる)旅なので、どんどんと場面が変わり、

紀行文にしては急いだ文章だなぁと感じたけれど、

一方そのおかげで、ツアー旅行のようで、ある意味自分たちも同行している感じがしながら楽しめました。

途中恩田陸さんがどのように旅を楽しむか知ることができたし、

それが自分と同じ(僕も道中の風景の移り変わりが楽しくて、移動中ボーっと窓の外見るの好きなんです)で嬉しくなったり、

マチュピチュの部分では学生時代のバックパッカー旅行のことを思い出して懐かしい気持ちに浸ったり、良い読書時間でした。

 

しかし前回図書館に行ってから、あっという間の二週間だったなぁ。

時間できたなぁと思ったタイミングは逃さずに読書にあてないと、積読のまま返すことになってしまいそう。